ストレス外来とその役割について

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ニュースや新聞などで「ストレス社会」という言葉が使われるようになって久しくなりました。

昭和の昔は「ストレス」という言葉さえもあまり使われていませんでしたが、今では誰でも何かしらのストレスを抱えながら生活をしていることが当たり前となっています。

それは、近年の社会環境が大きく変わったことに起因されるといわれています。

【さまざまなストレスの種類】

・人間関係 職場や学校で苦手な人がいる、上司と部下の板挟み、家族間の悩みを抱えている、友人や恋愛の悩みなどです。

・仕事 自分自身に非はなくとも、予定通りに業務が進まないなど外部からストレスを与えられる場合があります。

また、現在行っている仕事では給与や待遇に問題がある、残業がつらい、頑張りが周りに認められない、などの要因で将来に不安を抱えたりやる気が出ないといった悩みもストレスの一因です。

・家庭内のストレス 家事や子育てがとにかく負担でつらく、悩みを相談する人がおらず、育児ノイローゼになってしまう人もいます。

このように人間は生きている以上、常に何かしらのストレスに晒されています。

ですが、一時の感情の高ぶりや落ち込みが普段の生活に影響を与えてしまうことは誰だってあるものです。

また気圧や気温の変化や女性特有のホルモンの乱れなどもストレスが強くなる要因でしょう。

しかし、それが強く出過ぎると、場合によっては気分の落ち込み・不安・パニック・不眠といった症状となって問題が引き起こされてしまうこともあるのです。

【ストレス外来の役割】

こうしてストレスをため込んでいると、ある日突然うつ状態に陥ったり、これまでになかった体の不調に悩まされるようになります。

内科的な検査をしても異常はなく、その症状を我慢しながらの生活を強いられている人が増加しているともいわれています。

そこで、現在心身の不調が治らない理由を知るために「ストレス外来」を訪れる患者が急増しています。

ストレス外来は俗にいう精神科や心療内科と意味合いはほぼ同じです。

まず医師が患者のこれまでの悩みや不調を聞き、診察していきます。

それによってストレスの原因を突き止め、場合によっては薬の処方など、必要な治療を進めていきます。

「ストレス外来(心療内科・精神科)」とは、そんな現代社会の問題を抱えている人たちが少しでもストレスを改善し、以前と同じような生活が送れるよう手助けをしてくれる専門機関といってよいでしょう。